小金井市東町、不動産所有法人様所有マンションの出窓周り雨漏り修繕事例

東京都小金井市東町のマンションにおきまして、出窓周りからの雨漏り修繕の現地調査を実施いたしました。

お客様は西東京市新町に住まわれており、三鷹市事務所を構えてらっしゃる不動産資産管理会社様で、複数のマンションやビルを所有されていらっしゃいます。今回のご依頼は、所有物件の 東小金井の福祉施設に賃借しているビルからの雨漏りの報告を受け、散歩をしている所、弊社を見つけてくださったことがきっかけでした。

当初、お客様からは「出窓周りのシーリング工事」をご希望されていましたが、念のため室内の状況も確認させていただいたところ、『出窓周りだけでなく、ALC板の板間目地からも雨漏りが発生している』ことを発見しましたのでお伝えさせて頂きました。

お客様は、複数物件を所有されている経験から、施工箇所を的確にご指示くださいましたが、雨漏りの原因は一つとは限りません。プロとして、お客様の想定を超えた原因を突き止め、根本的な解決策をご提案することが重要だと考えております。

今回の現地調査では、ALC板の目地のシーリング劣化に加え、笠木やアルミジョイント部分のシーリング劣化も見受けられました。さらに一部ウレタン塗膜防水による防水工事も実施することになりました。そのため、以下の内容で修繕工事をご提案いたしました。

【ご提案内容】

1. 仮設足場の設置

まず、安全に作業を行うため、出窓周りに仮設足場を設置いたします。足場を設置することで、高所作業も安全に行え、作業効率も向上します。

2. シーリングの打ち替え工事:
劣化が著しい既存のシーリング材を完全に撤去し、新たに高耐久のシーリング材を充填します。
下地処理を丁寧に行うことで、シーリング材の密着性を高め、長期的な防水性能を確保します。

1). 既存シーリングの撤去

既存のシーリング材を丁寧に撤去いたします。古いシーリング材は劣化し、防水効果が低下しているため、完全に撤去することで、新しいシーリング材との密着性を高め、より効果的な防水を実現します。

2). 下地処理

撤去したシーリング材の跡を清掃し、凹凸を平らにします。下地処理をしっかりと行うことで、新しいシーリング材との密着性を高め、長期間にわたる防水効果を期待できます。

3). 新しいシーリング材の注入

適切なシーリング材を選択し、丁寧に注入していきます。シーリング材の種類は、場所や用途に合わせて適切なものを選定いたします。注入時には、気泡が入らないよう注意深く作業を行います。

4). シーリング材の仕上げ

注入したシーリング材をヘラで均一に仕上げます。表面が滑らかになるよう丁寧に仕上げることで、見た目の美観も向上し、長期的な耐久性にも繋がります。

3. シーリングのブリッジ工法:
ALC板の目地のように、動きが想定される箇所には、シーリング材に伸縮性を持たせるブリッジ工法を採用します。
建物の揺れや温度変化に追従することで、シーリング材への負担を軽減し、ひび割れや剥離を防ぎます。

4. ウレタン塗膜防水工事:
一部の箇所には、より防水性能を高めるため、ウレタン塗膜防水を施工します。
下地調整からトップコートまで、複数回の工程を経て、強靭で防水性に優れた塗膜を形成します。

5. 足場の撤去

すべての作業が完了したら、仮設足場を撤去いたします。作業終了後、周辺を清掃し、元の状態に復旧いたします。

上記のご提案に対し、お客様からは「プロの視点で原因を突き止め、適切な修繕方法を提案してくれて安心した」とのお言葉を頂戴し、ご契約に至りました。

今回の事例のように、雨漏りの原因は一つとは限りません。目に見える部分だけでなく、建物の構造や周辺環境などを考慮した上で、総合的な判断が必要となります。

弊社では、豊富な経験と専門知識に基づき、お客様の大切な資産を雨漏りから守るため、最適な修繕工事をご提供してまいります。

近隣地域のお客様へ:

小金井市東町をはじめ、西東京市、武蔵野市、三鷹市などの近隣地域で、雨漏りにお困りのことがございましたら、お気軽に弊社までご相談ください。迅速かつ丁寧に対応させていただきます。

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